こんにちは、セブ島無一文の旅2日目です。
初日から激動だった前日の記事はコチラ↓
coco-luck81.hatenablog.com
今日も人に甘えて、頼って、すがって、なんとか生きている末っ子にしか見られない長男3兄弟の長男。
だいたい察しはついてると思いますが、AB型です。
フィリピンローカルの生活環境にコミット
寝床を提供していただいたフルーツ屋さんのバックルームにある板で寝ているので、寝心地の悪さや早朝のニワトリの鳴き声で10回くらい目が覚めてとっても寝不足です。
それに加えてこの子の寝相もなかなかなもので・・・
必死のインターネット接続
昨晩泥のように働き少しばかりのお金を手に入れたので、近くのインターネットカフェへ。
日本でいうインターネットカフェ(漫画喫茶)とは似ても似つかない施設で、デスクトップパソコンがシンプルにズラーッと並んでいる感じです。
料金は20分の利用で25ペソ(約70円)。
そのパソコンでFacebookにログインし、日本の家族や友人宛に生存確認を。
70円ですら今の僕には死活問題なので、時間内に撤退しましたが再度インターネットを使う用事があり、Wi-Fiを使いにカフェに入ったら思いの他コーヒーが高くて115ペソ(約340円)の出費。コーヒーは全て輸入だから高いそうです。
前夜の収入がなくなってしまうんじゃないかと予感しました。400ペソしか持ってないのに・・・
インターネット利用料で出費がかさみ、今夜も宿を取れなさそうなので引き続きフルーツ屋さんにお世話になります。
電波依存者にとってこの出費は投資だと自分に言い聞かせつつ、一日中後悔してました・・・
日本の友人との出会い
昨日セブ島に着いて以降、現地に留学している2人の日本人の友達を探していたのです。
捜索方法はめちゃくちゃアナログで、その名も「写真を見せて人づてにこぎつける作戦」。そのまんまです。
セブ島を半径5kmくらいの小さな島だと妄想していた僕は面白がってこの作戦を企てましたが、セブ島は思っていたよりとてつもなく広大で、出だしからなんか難しそうと察した僕はインターネット繋がった瞬間に日本人の友達に速攻でLINEを送ったら1時間後に来てくれました。時代はアナログではなくデジタルでした。
日本の友人との合流
彼の名前はケイゴ。「飲み友達」と紹介したいところですが、高円寺の旅をコンセプトにしているバーに2回目に行った時、たまたま彼の送別会をやっていてベロベロに酔った主役のケイゴにやや絡まれたくらいの、それはそれは浅い浅い関係性です。ITと英語の勉強でセブに留学しているとか酒飲みに留学しているとかなんとか。
でも今後大好きになるであろう人は最初っから大好きなのです。
そんなケイゴにせっかくなので髪切ろうと持ちかけたところ、驚くべきことに昨日美容室に行ったそうです!そんなばかな!
その後ランチしてその後カフェでコーヒーをご馳走になりました。飲み友達なので
結局、「明日飲みに行くかー!」という話で終わり、彼は夕方からの留学先の学校の授業へ。
シャワーを求めて
フルーツ屋さん2泊目にして、いつの間にかドリンクも飲み放題になったみたいです。
飲食・宿泊・店舗?維持費。全てが無料で、もう天国かと思いました。
でもシャワーとトイレないんですよね。
トイレは立ちションと自力で便秘起こしてせき止めてまだまだ大丈夫なんですけど、
パンツ3日目だし、体を掻くとめっちゃ垢出てくるからそろそろシャワー浴びたいのです。まあ、「無かったら無かったで」という性格なので熱望はしてい無かったのですが。
そんな考えをしている中で、近所のとある少年が、
「働いてるホテルのIDがあるから、これでホテルのシャワー無料で使えるよ!」
と言ってきたのでついていきました。
フルーツ屋の娘さんに「怪しいから気をつけて」
と耳打ちされましたが、せっかくシャワー浴びれるのならに命の一つや二つ惜しくもないです。
少年の後ろをついていき、いざその少年が働いているホテルに着くと「No」と警備員に跳ね返されて、少年は「じゃあ俺んち行こう!10分で着く!」と言い、
〜歩くこと約10分〜
僕「家までどれくらいかかるの?」
少年「タクシーで2時間」
僕「戻ろっか」
少年「俺もそう思う」
・
・
・
(さっきの10分はなんだったんだーーーー!!!!!)
2時間かかるところになんで徒歩で家に向かおうとしたかは定かではありませんが、「異文化だな」と思い自己解決しました。
結局、近隣を1時間くらい歩き回った末に、ボロボロの酒場なのか資材置き場なのかわからないような所のトイレに、便器水洗用の蛇口が膝の高さくらいにあって、そこに全身をうまく当てながら蛇口シャワーしました。
トイレはとても臭いけど、シャワー(シャワーではない)がそこしかないから明日もいこうと心に誓い、リピーターとなるのでした。
英語で話していたおじさんはなんと日本人だった
その後、道行く人を何人かカットして、果物屋の裏のBBQで焼き鳥を二本注文して、向かいのおじさんとなんとなく英語で会話してたら、なんと日本人でした。
仕事をリタイアメントして、2ヶ月セブ島、2ヶ月日本の生活を8年間続けていて、なんやかんやほにゃららでセブ島に彼女が5人いるそうです!ワイルド!
セブ島のディープな話や、一般的なフィリピン人の性格、仕事のコネクションも繋いでもらって、ビールもご馳走になって、食事ももう食べきれないくらいご馳走になりました。
なんだかあまりにも出費のない生活をしていて、本当に信じられない生活をしてます。
明日はご馳走になった日本人のおじさんに紹介してもらった日本料理店に営業しに行くのと、一気にお金が増えそうなアイデアが天から舞い降りたので、明日は想像通りにうまく行けばかなり景気が良くなりそうです。
『髪切れる』って言う一芸だけじゃ世界のどこでも生きていけませんし、それは日本でもいづれ課題となることでしょう。たとえば明日指を10本骨折したら色々な意味で終了です。マルチなワークスタイルは必須と考える上で、この旅の中にも落とし込み、一捻り入れます。
今日カットした人数 4人
使ったお金
ネットカフェ20分 25ペソ
コーヒー 90ペソ
コーラ 35ペソ
絆創膏 2.5ペソ
合計147.5ペソ(1ペソ=2.7円)
残金322.5ペソ