こんにちは、KOH(@Luck81O)です。
実はぼく、Web記事を書く上でずっと心につっかえていた事があったのです。それはまるで歯茎に挟まった焼き鳥のように。
つっかえていたこと、それはつまり…
写真がイケてない。
写真を交えながらテキストを綴るのに、やはり写真は素敵であることに越したことはありません。instagramだって、どうせなら素敵な写真をアップしたいですよね。
友人から一眼レフの中古機を安値で譲ってもらったにも関わらず、「重いからiPhoneでいいや」と眠らせていたのですが、一度オーストラリア旅に一眼レフを持って行ってみたらクオリティの違いを思い知りました。
iPhoneで出来なかったことが一眼レフで出来る
iPhoneでは叶わなかった高画質でのズーム撮影。一眼レフの18-200mmの標準レンズでズームすると、ほら、スケベカメラだって出来ちゃうんです。
星空の撮影もiPhoneでは出来なかったことの一つ。
カメラのスペックがもっとよくて(現在10年前のモデルを使用)、一眼レフの使い方を知っていればもっと満点の星空が撮影できたでしょう。なんせこの写真、肉眼で見た空より星の数が少ないもので…
一眼レフと使えている人と使えていない人の違い
ぼくは全てオートモードで撮っていたのでカメラ機本来の性能を引き出せていません。
例えば、同じ場所で撮影しても機器性能と使い方によって雲泥の差が出るのです。
▼ぼくが一眼レフで撮った写真
▼カメラ好きのどこかのおっさんが撮った写真
違いすぎる…
そうしてぼくは「このままではダメだ」と思い、カメラのノウハウをググってみるものの、チンプンカンプン。
F値?ISO感度?ホワイトバランス?なにそれ美味しいの?といった状態。 もう大パニックです。
こうなったらカメラマンに直接指導してもらったほうが手っ取り早いと思い立ち、東京都杉並区を拠点に活動しているカメラマンで、ぼくが熊本にボランティアヘアカットに行く時もカメラマンとして同行してくれている平野理大(ひらの りお)氏に個人レッスンを依頼しました!
結果からいうと「まじで頼んで良かった」に尽きるので一眼レフを持て余している人は今すぐにでも依頼いてくだされ!!
カメラマン平野理央のデジタル一眼レフ初心者向け個人レッスン
一見、牛のお世話をしていそうなこちらの男性がレッスンの先生となるカメラマンの平野理大氏。
17時にJR中央線阿佐ヶ谷駅にて集合し、隣駅の高円寺駅までの道を歩きながらレッスンするカメラ散歩型。
このコースに限らず、生徒の希望エリアによってレッスンコースは相談に乗ってくれるそうです。
まずは、僕が普段撮っているように撮影。ただオートモードでシャッターを切っているだけです。
少し歩いたところで一旦歩みを止め、20分ほどの座学でカメラの基礎知識、理論を習います。
スマートフォンとコンパクトデジタルカメラと一眼レフの違いや、なにそれおいしいの?と言う状態だったF値、ISO感度、ホワイトバランス等の解説、言葉すら知らなかった露光や色の調整まで。
全てを一瞬で100%理解できるほどではありませんが、それぞれの機能の役割を理解することで、デジタル一眼レフを使う本当の意味が見えて来ました。
よく分からない時って、「これiPhoneでよくない?」と思う時もありましたが、座学を通して「やっぱり一眼レフがいいな」と、本質的に感じ取ることができ、座学の後の実践レッスンに大きく影響します。
座学にてデジタル一眼レフについて理解を深めた後、再度カメラ散歩に戻ります。
先ほど座学で得た知識を復習するように、シーンごとの設定方法を中心に実践的なレッスンを行い、その中で僕の写真が確実に今まで撮っていた写真とは別物に変化していきました。
なんの変哲も無い階段だってそう。いままでの撮り方で撮ると、こんな感じ。
教わった知識を元にアーティスティックにしてみたり、
また、一部にフォーカスすると同じロケーションでも全く違う世界観が出て来ます。
この日の天気はどんよりとした曇りでしたが、設定によっては晴れの日のような写真も撮れました。
カメラ設定の影響で牛のお世話をしていそうな感じがさらに増していますが、カメラレッスンの先生です。
iPhoneで撮った時と、だいぶ違いますよね!
だんだんと日が沈むにつれて、街の景色も変わって来ます。
するとカメラの設定もまるで変わってくるので、これがまた楽しいんです。というか、もともと写真に興味深いかと言えばそうでもなかったのですが、レッスンを通して知れば知るほど楽しくなって来ました!
これは奥にピントを合わせたかったのですが、手前にピントが合ってしまった時。思い通りにいかないところを逐一質問できるのごマンツーマンレッスンの強み。5人とかでやっていたら質問するタイミングを逃してしまいがちです。
これはいい写真撮れたな〜と思って先生に見せると、「すごくいいね、でも奥のホテルを頭まで入れてみたらもっといいと思うよ!」
と、言うことで言われるがままに撮ってみると…
ほんどだ!全然違う!!
構図というところでもまだまだ奥が深いですね。
そうして長いようで短かった2時間のカメラレッスンも終了。
レッスン開始時の写真がこちら
最後の方の写真がこちら
上手くなった実感が凄まじい!
2時間でプロ並みに腕前がよくなるかと言ったら、もちろんそんなことはありません。どんなカメラマンもチリツモな経験を繰り返して満足な写真が撮れて、また不満足して…クリエイティブ系ってそういうものだと思います。
しかし、ほとんど無知の状態からの2時間のレッスンは伸びしろが凄まじいです。だって元々なにも知らないんですから!
なににしても0から1に進む時って、なかなか進まないんですよね…
実際に僕もググったりユーチューブ学習したりしましたが、なかなか0から1に進んだ実感はありませんでした。
ところが、「カメラマンに直接指導してもらった方が手っ取り早い」と思い立ち依頼してみた結果、たったの2時間で0から1どころか0から2にステップアップした感じがします!
いままでググってた時間やYoutube学習をしていて身にならなかった時間に比べたらなんて手っ取り早いことでしょう。
最初からマンツーマンでレッスンを受けておけばよかったと後悔するばかりです…
レッスンその後
大阪出張時に寄り道した京都の南禅寺。アウトプットのいい機会だと思い、一眼レフを持っていきました。
わかりやすく言うとinstagramの『いいね』の数が倍くらいになりました(笑)
仕事としても髪を可愛くした後に撮影をする機会が出来たり、ライフスタイル全般を通して幅が広がったように感じています。
¥3000でこれは類い稀に見ぬコストパフォーマンス。
しばらく実践した後に再度レッスンを依頼しようと思います!
みなさんの家に眠っている一眼レフ、そろそろ取り出してみませんか?
平野理央先生 プロフィール
1994年生まれ。愛知県安城市出身。
高校1年のときに東日本大地震が発生。ボランティア活動をきっかけに写真を撮りはじめる。デジタルカメラ、フィルムカメラ問わず写真を撮る。人物を中心に撮り、光や空気を写しこむことを心がけてます。レッスンの依頼はTwitter又はInstagramのDMからお願いいたします。
平野理大カメラ個人レッスン詳細情報
料金:¥3000/2h
場所:杉並区が中心。出張応相談
時間:応相談
予約方法:各種SNSからメッセージ