5日間のセブ島旅行も3日目を迎え、完全にスケジュールが無い状態になったので
必死に観光スポットを探していました。
ネットで離島を見ていて「ここいいなー」と思ったナルスアン島。どうやら島から海に向かって長々と続く桟橋が有名だそうで、それは島がすごく遠浅なことによって近くまで船を寄せられないから、船の寄れるポイントまで橋を伸ばしたらこんなにも長くなったそうです。
Photo by Cebupia
船をヒッチハイク
市内からタクシーで1時間、「船のある場所まで」とだけ運ちゃんに伝えてミステリーツアーの末にたどり着いた場所。想像していた船着場のイメージとは程遠く、とてつもないローカル感。海中に魚より子供の方が多い気もしますがつっこまないでおきました。魚人族なのでしょうか。
なんかいっぱいボートがあるのでヒッチハイクしたら写真のお兄さんが拾ってくれました。しかしこの人が島まで連れて行ってくれるわけではなさそうで、ナルスアン島行きのボートを紹介してくれるそう。あとから多額の請求をされたりトラブル防止のため、「紹介料は払わない」と前置きをしてボートを紹介してもらいました。
ボートで離島に日帰りで遊びにいく事をアイランドホッピングと言って、セブ島では人気のアクティビティです。普通はツアー会社やダイビングショップが主催して行われるのですが、めんどくさいし、直接の方が割安そうなのでセルフアイランドホッピングにしてみました。
ツアーでのアイランドホッピングの相場は1つのボートあたり¥9000〜¥13000とかそのくらいですが、僕が今回直接交渉した結果、¥10000でした!!!普通!!
全然割安じゃないし、ツアーで友達とかといけば大人数でわいわいできるし、あわよくば水着ギャルとキャーキャーできたのに…とか思いつつ
圧倒的な寂しさ
遠くに見えるボートには男女10人グループがワチャワチャしていてチャラい音楽のPVに出てきそうなリア充な光景でした。本気で自分の視力2.0を恨みましたね。見なきゃよかった…
ナルスアン島に到着したらひとり砂浜でボーっとするのも粋なんじゃないかと考え、到着を心待ちにするのでした。
船が停止
ガイド曰く、みんなこのタイミングでシュノーケリングとかダイビングするような雰囲気です。今年はタイや江ノ島やセブで何度か海に行きましたが、1度も泳いだことはありません。海入るのあんまり好きじゃないんです。泳げないし。
でもあまりの寂しさに自分の殻を破って入ってみたら…
!!泳げた!!
ライフジャケット脱いだら死にそうになったのは内緒です。
iPhoneケースが完全防水なのでたくさん水中撮影できました。シュノーケリング最高!!

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10分後
10分ほどで残りHPが0になったのは自分でもびっくりしました。体力のかけらもありません。
運動不足ってこわいですね!もう海入りたくなくて、気づいたら船員の髪を切ってました。
戦場カメラマンならぬ船上ヘアドレッサーです。麦わらの海賊団のクルーに美容師がいてもいいと思うんですよね。
そして帰着
なんか海賊団に誘われた気もしますが、あんまり気にしません。けっこう疲れたのでそのまま市内へと戻るのでした。
すごく海が綺麗で、初めて生で熱帯魚見れてかなり楽しめました!普通は大人数で割り勘するところを一人で貸切だったので最初はコスパ悪いと思いましたが、なんだかんだ言って大満足です。
ナルスアン島??
そういえばナルスアン島どころかどこの島にも上陸しませんでした。この写真の人は妖精で、ナルスアン島は幻の島だったのでしょうか。
実に不思議な体験をしたので、この体験を『世にも奇妙な物語』に投稿しようかと思います。