こんにちは、KOH(@Luck81O)です。
飲み屋のカウンターで隣に座っていた男性とお話をしていたところ、大変感慨深い話をしました。
題材は『クラウドファンディング』
男性はクラウドファンディングを用いて事業のスタートを切りました。クラウドファンディングは目標額を達成し、華々しく夢への一歩を踏み出したかのように思えますが、そのバックグラウンドには苦労もあったそうです。
僕はその苦労に対して理解に苦しむ部分があったので、ここに書き殴ります。
クラウドファンディングとは
まあ、まずはここからでしょう。既に理解のある方は次項から読んで頂ければと思います。
Wikipedia先生によるクラウドファンディングの語意は以下の通りです。
クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。 ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
沢山の人の協力もあり、夢への第一歩を歩むこととなった男性。クラウドファンディングのページを作成して公開したら次々と投資がやってくるほど世間は甘くなく、家族や友人に連絡し協力を仰いだのです。
家族や友人の反応
「クラウドファンディングを開始しました。もしよかったらご協力お願いします!」そんな内容でLINEやら電話やらを駆使して連絡を取ったようです。
それは決して楽なことではなく、ある程度のストレスを背負っての苦策だったことでしょう。
それに対して周囲の反応は様々で、「応援するよ!任せといて!」というポジティヴな反応から「あー、わかった」というネガティヴな反応まで。十人十色なので全員からポジティヴなリアクションを得ることは非現実的。
しかし、一部のネガティヴな反応をした人の対応がとても理解に苦しみました。
LINEをブロックしたり、連絡を絶ったのです。
なんでやねん。
男性「友達が減った」
何回会ったことがあるとか、周りの環境とかは度外視して、自分が夢のために真っ直ぐに突き進むのなら家族や友人に投資を求めたっていいじゃないですか。別に詐欺をしているわけじゃないのだから。
夢に突き進む友人に「頑張れ」と声をかけたってなんの足しにもならない事に、そろそろ気づいた方がいいです。
男性は言いました。
「クラウドファンディングの協力を求めたら友達が減った」
僕はその言葉に怒りと哀しみをおぼえました。
夢に向かっているのに大して「がんばれ」という友達が、クラウドファンディングの支援と具体的になると拒絶反応を起こす。
「怪しい」
「ネットワークビジネスなんじゃないか」
本人同士の築き上げてきた関係性がどんなものかは知りませんが、そんなリアクションをする人って、なんだか悲しくないですか?
支援するしないの話以前に、たったそれだけのことで連絡を断つ、僕の認識からしたら『友達を辞める』という行動が理解に苦しみます。
「友達なら投資しろよ」という表面的な行動の話ではなく、お願いしただけで連絡絶たないでよくない!?って話です。
男性はSNSのフォロワー全員にDMを送ったとかではなく、そこそこ親交のある人に協力を煽っていたようですし。
お願いしたっていいじゃない
ぼくはとあるミュージシャンに言いました。
「面倒じゃなかったらライブやるとき直接LINEしてよー行けるのに行けなかったら嫌だからさー!他の友達にも直接LINEしたらもっとみんな来ると思うよ!」
ミュージシャンはこんな事を言っていました
「ありがとう、でも営業っぽくなるからそれは難しいな」
営業して何が悪いのですか?ただ夢を追いかけてその過程の仕事をしているだけなのに。この社会は仕事をしていないと『ニート』と蔑まれ、仕事をすると「営業だ」と毛嫌いする。
わがまますぎませんか?
なんか色々あって嫌いな人だったら別にいいんです。少なからずお互いの三人称が友達なら聞き耳立ててあげるくらいが当たり前じゃありませんか?
僕の当たり前、ズレてますか?
以前公開した記事と言っていることの本質は同じです。
この主張で世界を変えようなんてちょっぴりも思ってはいませんが、自分の半径10mくらいは思慮深い人に囲まれたいものです。
そんな日曜の昼下がりの暇人が漏らす独り言でした。
2017.06.05追記
自分で自分の記事読んでいて伝えたい事伝えられてないし意味わからなかったのでところどころリライトしました。