ここ数日はしっかり働いてしっかりお酒飲んでうっかりiPhoneなくしてしっかりお金も貯まっていってます。
iPhone・・・
僕が滞在しているここカオサンロードはバックパッカーの聖地と呼ばれ、日が暮れれば音楽が爆音で鳴り響くようなパリピな通りです。そんなカオサンロードを拠点に、先日ブログを通して知り合った世界一周中の美容師コウイチさんとタッグを組んで路上で営業。
僕より何百倍も英語ができるからすごく使える助かっています。
ダブルプレイヤーがもたらすメリット
路上カットって最初のひとりを切り始めたら、あとは10〜20人の観衆に囲まれるので次々とお客さんが現れてひっきりなしな状態になります。しかし最初のひとりを切り始めるまでが大変。そこでダブルプレイヤーとなった今回はお互いにカットモデルとなり、ひとり目のお客さんを擬似的に作ることで、通行人の足を止めます。
結果は狙い通り好スタートを見せ、カオサンロードの盛り上がりの一部と化すことができました。
しかし、その味をしめて連日同じ作戦を繰り返した結果、なんとまあ、どんどん髪が短くなっていくではありませんか。『切ったら短くなる』盲点でした。
そんなかんじで毎日少しずつ髪を犠牲にしながら営業しています。
カオサンのカリスマとの出会い
「うちのオーナーが髪切りたいから終わったら一緒に来てくれ」ひとりの若者からそんな出張の依頼があり、尋ねるとそこはTATTOOショップ。オーナーの彫り師オーラのなさには驚愕しましたがとっても大らかで優しい人。タイみんなそんな感じだけど。
よくよく話を聞くとどうやらただTATTOOショップのオーナーだけじゃないらしい。
なんとカオサンロードの権力者という裏の顔がありました。
カオサンで飲食店や宿泊施設など多面的に経営をしているBuddy Group。その社長だかマネージャーだかそんな感じだそうで、この時気に入ってもらって以降、Buddy Groupeのテリトリーは路上使い放題で、警備員がどかそうとしてくるものならTATTOOショップのオーナーが権力で黙らせるという無敵状態に陥りました。日本でいう『ヤクザのバックがついてシマを我が物顔で歩ける』と言ったところでしょうか・・・
そんなこんなでカオサン使い放題のファストパスを手に入れた我々は昼夜問わず遠慮なくスペースを使い、髪を切りまくるのでした。
土日は週末限定で開催される超巨大市場、ウィークエンドマーケットに向かいます。いったことはあるけれど、どれくらい髪切れる感じなのかは未だに不明なので、ダメそうならカオサンに帰還します。
月曜からはカンボジアのシェムリアップに移動です。お金ないくせして完全にボランティアで行くので土日で2週間分の生活費を稼ぐという高めのハードル設定になっております。ひとりでコーラ飲んでたら朝になってしまったフライデーナイトを経ての土曜日突入。途中で一旦昼寝休憩できるのもダブルプレイヤーのメリット・・・