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料金なんて辞めた!美容師の僕は全メニューを「無料」にする

こんにちは、Hair&Art KOEKOHです。

 

結果から言うとカット、カラー、パーマ等、全メニュー無料にします。

 

13時間かけて行った出張での気づき

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先日、ぼくは兵庫県丹波市で開催されるカレー×音楽×キャンプがテーマのフェス『スパイスだもの』に青空美容室として出店してきました。

 

わけあって売上が見込めないので経費削減ヒッチハイクでホームの東京から大阪まで9時間半、大阪から丹波まで3時間。

 

夜通し不眠不休の決して楽とは言えない道のりでしたが、そうまでして何故丹波まで足を運ぶのかと言うと、誘われてYESって言っちゃったからです。依頼基本断らないスタンス。

 

世の中はシンプルなもので、どこか行けばなんか得れるので行き先はどこでもいいのですが、自分が絶対行かなさそうなところに行けばなお良しだと信じています。

スパイシーなカレーは嫌いだし、音楽全く聞かないし、野宿は好きだけどキャンプは面倒だし…

『カレー×音楽×キャンプ』というテーマは見事にぼくが行かなさそうなフェスのテーマだったのです!

 

事前の打ち合わせで、「料金設定は任せるよ」と言われたので

 

「じゃあ料金はお客さんに任せます。It’s up to you(あなた次第)にしましょ」

 

そう決まったはずなのですが開催要項を確認すると、なんとカット料金は驚きの¥500!!50人ほど髪切らないと赤字!

 

丹波が想像以上に田舎でATMも見当たらず交通系マネーも使えないので、現金スッカラカンな僕は最低限の収入を得なければ大阪までの帰りの電車賃がありません。

 

¥500と言う謎な料金設定に困惑しながらも、一生懸命カットして自分をPRして全員にぼくを「面白い」と言っていただいて、「チップ大歓迎ですよ♡」と言ったら半数以上の方にチップを頂きました。

そうして日が沈んだ頃、僕は4両編成の福知山線に乗り、ギリギリセーフで大阪戻ることが出来たのです。

 

その経験から、たかだかカット料金で安いだの高いだの考えている自分に嫌気がさし、「もう料金なんて概念やーめたっ」となったんですね。

 

既成概念は壊すためにある

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既成概念を破壊して、新しいことに挑戦する。動かないものにイノベーションは起こりません。革新的なことは大企業がやれよって話だけど、ヘアサロン業界のどこも頭悪いことをやらなくて面白くないので、僕がファーストペンギンになります。

 

 

生活収入の8割を美容業に依存するぼくが全メニュー無料にして、どうやって生活していくのか。それは知りません。

気に入ったら100円とか1万円とか10万円とか募金してくれるんじゃないですかね!

 

 

以前、オーストラリア最東端の街バイロンベイの路上でヘアカットをしていたら、おばちゃんに「次の人のため、ペイフォワードよ」と言われ受け取った1AUDでフィリピンのバジャウ族の村で10人ほど無料で髪を切りました。

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「これはボランティアじゃなくて海の向こう側のおばちゃんがペイフォワードしてくれたんよ〜」と、一つの教育にもなったんです。

 

有料は料金の価値しかないけど、無料って物語があってすごくクリエイティブ。

 

例えば、1万円のサービスに1万円払っても払われてもそれは日常だけど、0円のサービスに1万円払ったり1万円払われたらお互い良い気分ですよね。提供しているサービスも流れるお金も同じなのに。

 

 

 

どうやら既成概念を壊し、固定料金や労働対価という概念から離れれば離れるほど僕の半径10mの世界が面白くなるので、全メニューを無料にします。判断基準はいつだって面白いか面白くないか。

 

まとめ

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営業時間なんてとっくに辞めましたが、ついに料金も辞めました。来年は場所を辞めます。

 

東京(高円寺)、大阪(中崎町)、名古屋(栄)、セブ島(市内)どこでも全メニュー無料。チップ、募金、大歓迎です!

 

 

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