先日、美容師のぼくは料金を辞めて全メニューを無料化しました。
Twitterではいつもより多く拡散され、そこそこ反響がありました。
ほくは料金を辞めました。募金やチップで生きていきます。https://t.co/aAQb1S0Eww #HIMAZINE
— KOH (@Luck81O) 2017年10月30日
財布を持ってこなくてもいいし、百万円の札束を置いていってもいいし、それは個人の自由です。
自分の価値や技術とトレードしているわけでもなく、募金やチップのみ受け取っているので一人当たりの単価という概念もありません。
7年間被災地に美容ボランティア、月に2回児童養護施設とフリースクールへボランティアカットに行っていますが、もはやボランティアとビジネスの境目もありません。
そうして、ぼくは自身の生活を100%他人に託してみました。
人から信用を得るには人を信用するところから。
肩揉んで欲しければ肩を揉んであげればいいし、愛されたければ愛せばいいのと同じ理屈です。
いや、しかし、バックにスポンサーもパトロンもサイドビジネスも抱えない僕にとって、これは想像以上に強靭なメンタリティが必要とされました。
募金箱を作ってみた
真っ先にやったことは募金箱の作成。千載一遇のチャンスを逃さないように100万円も1億円も入るような募金箱を空き瓶とエクセルでぺぺっと作りました。
技術や接遇の対価ではないのでオフラインの場で募金しなくてもいいのです。口座番号もビットコインウォレットも表示してあるので世界中どこからでも募金可能です。
サロンワーク時はもちろんのこと、飲みに行く時も図々しくバーカウンターの上に置いてみたり。
そうして2週間の募金額は¥43331と0.001BTCになりました。
月収10万円すらムズカシイ…
タイムリミットはあと8日
今日が12日で家賃支払日は20日。必達募金額は10万円。
ぼくの本職は募金係なので業務の一環としてPolcaで人の優しさを集めています。募金箱使わないのは悔しいけど…
フリーランス美容師のぼくが全メニュー無料にして募金制にした結果、「家も店も家賃が払えなくなった」ので募金を募ります!! – polca(ポルカ)
集金の旅にでも出ようかな。
☆オススメ記事